「Washi Flat」の本発売日である38日は「国際女性デー」です。

1904年にアメリカ・ニューヨークで行われた婦人参政権を求めるデモが起源となって国連に制定されたこの記念日にちなみ、Washi Flatを購入することでスリランカの戦争難民女性の経済自立を支援することができる取り組み「Oito meets Sari Connection」を実施します。

【実施概要】

3/8日以降で、Washi Flatをご購入の方、先着順でSari Connectionのエコバッグのアウトレット品をプレゼント。

○購入者様に、限定数(先着順となります。在庫切れの場合はご容赦ください)
○Washi Flat一つにつき、エコバッグ1点をプレゼント
○Washi Flatとは別口での発送となります。発送に一週間ほどお時間をいただくこともありますが、楽しみにお待ちください

 

「Oito × Sari Connection 」のはじまり

Sari Connection(サリーコネクション)の女性の集合写真

アイコンアイテムである「Washi Flat」の本発売日と「国際女性デー」が重なる3月8日に、ハッピーな取り組みができないかと模索していました。そんな中で出会ったのが、特定非営利活動法人パルシック(PARCIC)が運営するサリー・リサイクル・プロジェクト「Sari Connection」事業でした。

●女性のエンパワメント

スリランカ人女性が集まりエコバッグをデザインしている

「Sari Connection」は、内戦や2004年のスマトラ島沖地震の津波によって家族を失ったスリランカ北部に暮らす寡婦女性たちが、パルシックから提供されたミシンを使いながら縫製技術の指導を受け、古着のサリーをブラウスやバッグなどにアップサイクルするプロジェクトです。できあがった製品は、洋品店や土産物店などで販売しており、その売上が女性たちの収入となります。

女性たちは収入向上を目指すと同時に、内戦後のスリランカ北部の現状についてほとんど知る機会がない南部の人びとに、北部の人びとが直面している困難を伝え、スリランカの南部と北部の相互理解と平和構築に寄与することも目標にしています。

このようなプロジェクトや取り組みは、「女性のエンパワメントを支えたい」と願うOitoの理念と大きく通じるものであり、今回のコラボレーションが実現する大きなきっかけとなりました。
 

●「Mottainai」のフィロソフィー

女性たちがミシンの前に座りI made your clothes (あなたのお洋服を作りました)というポスターを掲げている

環境への負荷はもちろん、履く人にもやさしい靴づくりを目指しているOitoでは、捨てられるものの利活用、ひとつのものを長く大切に使う、といった日本古来の「Mottainai」という考え方こそ、究極のエシカル発想だと考えて、商品開発を行っています。

「Sari Connection」でも同様に、「Mottainai」の精神のもと、使われなくなった伝統着・サリーをアップサイクルする取り組みを行っていることから、共通のフィロソフィーのもとでコラボレーションを進めることができました。

●コロナ禍における「Sari Connection」製品の厳しい販売状況

エコバッグが4つ並んでいる

日本では、「Sari Connection」の製品をパルシックのオフィスで対面販売していますが、コロナ禍によって対面での販売が厳しい現状が続いています。
そこで、Oitoがエコバッグのアウトレット品()を買い上げ、Washi Flatを購入してくれた方に先着でプレゼントとしてお渡しすることで、少しでも売り上げ貢献できるのでは、と考えました。

私たちのブランドと共通する想いが多い「Sari connection」のエコバッグを、私たちを通じてお客さまにお届けすることで、「履く人」と「つくり手(スリランカの女性)」、そして「地球環境」の3方向にハッピーなバランスを目指していきます。

リメイク前のサリーに小さい傷やシミがあるものをアウトレット品として販売しています

 

「Sari Connection」エコバッグについて

エコバッグが木からぶらさがっている

スリランカ北部の女性たちが古着のサリーをリメイクして作ったエコバッグです。 シワになりにくく、スッキリかさばらずに持ち歩けます。
デザインはほぼ一点もの。唯一無二、あなただけのエコバッグです。

 

【注意事項】
・色や柄などはお選びいただけませんのでご了承ください(※ポップアップショップでご購入の方はお選びいただけます)。
・アウトレット品のため、小さな汚れや傷などがあります。
・生地はすべて洗浄済みです。
・状態や色、素材などはひとつひとつ異なります。
・個数限定のため、なくなり次第終了となります。

 

「Oito」の糸と、「Sari Connection」の糸とが繋がり、さらにお客さまとの新しいご縁を紡げることを願っています。

 

 

3月 08, 2022 — JapanOito